青空ガレージの限界…

受け入れ難いことですが、青空ガレージの限界を感じました…

我が家の車庫はクルマいじりをするために幅広に設計しました。3.6mほどの幅に奥行きが10m弱あるので足の車と遊び用のコンパクトカーを止めておくことができます。

遊び車はコンパクト以下が対象なので、それだけスペースがあればで十分です。

しかし、これだけ寒いと屋外での作業は過酷を極めます…屋根、壁があれば暖房が使えるので体を壊すことはないでしょうけど、青空ガレージでは間違いなく体を壊すと思います…

作業の限界

寒くてはかどらない

寒いのは着込めばしのげるかもしれませんが、指先までそうはいきません。

ボルトなどを取り付ける際に最初に使う工具は手(指先)になります。細かい作業で手袋をしていては感覚が伝わらず、すまく作業が進みません。

天気の影響

風速1mにつき、体感温度はマイナス1℃になるということは、今年の冬は体感でマイナス10℃を超える日が数日あったことになります。

趣味だけであれば、悶々としていれば良いでしょうけど仕事もある場合はそうも言ってられません。

屋外に置いている道具は錆びていきますが、ブルーシートなどをかけておく以外の対策ができていません。

天気が悪ければ作業自体行うことができません。簡易テントを設置すれば私のやりたいことはできるのだろうか…

水が凍る

立水栓には凍らないような対策は講じていないため、明け方にはだいたい凍ってしまいます。

しかし、我が家よりも雪が多く残る実家の埋め込み式の水栓は凍っていません。

この実家の埋め込み水栓が使いにくかったので立水栓を選択したのですが、凍ることを想定していなかったため困っています。

後付けできる不凍水栓もあるようですが、毎日使うわけでもないので費用対効果がありません。

保管の限界

置ける量が限られる

屋根付きガレージでは、敷地と駐車スペースの許す限り、壁に沿って棚を設置するなど、無駄なく使い切ることができ、なおかつ利便性を高めることが可能です。

青空ガレージでも敷地内に収納を用意することはできるでしよう。しかし、直射日光や積雪、風雨から守るには物置が必要になります。

これにもコストがかかる上、物を置いておくためのものなので、作業性が上がるわけではありません。

また、大物の収納にも向きません。30kgあるフロアジャッキをしまうには、物置の段差を手で持ち上げるか、ちょうど良いスロープでも設置すれば置けるかもしれませんが、現実的ではありません。

セキュリティが甘い…

車庫であれば、シャッターや出入り口の鍵で施錠ができますが、青空ガレージの場合は物置の鍵だけになります。置きっぱなしのものは何のセキュリティもありません…

人の敷地に勝手に入ること自体、犯罪ですが盗まれてしまってはどうしようもありません。

盗難実績1件

我が家の青空ガレージで、1件の盗難がありました。日中使って干していた100均のバケツですが。

その日は風は強くなく、今まで何度となく置きっぱなしにしていても勝手に飛んでいくこともないですし、あたりを探しても見つからなかったのでたぶん、持っていかれました。

被害は小さいですか、勝手に入っていたことがものすごく気持ち悪いです。また、我が家には盗むようなものはないのですが、気持ち悪いので今後気をつけます(-_-;)

まとめ

もしかしたら、青空ガレージ計画は失敗だったかも…

あまり考えたくないことですが、現実を受け入れなければならないかもしれません。私が望むガレージは、屋外に作るものではないということを…

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