こんにちは★サンバーです♪
今まで、お気に入りシリーズを公開してきましたが、一転して
「後悔と反省」シリーズ
失敗や反省、後悔から質の良い改善が生まれると思うので、文句だらけのつまらない内容にならないよう、キッチリ考え、伝え、2棟目の注文住宅!!のために教訓として残したいと思います。
私が2棟目の注文住宅を建てる時にしっかり活かしたいと思うと同時に、これから家を建てる予定の見ず知らずの方にもこの反省を参考に住まいづくりをして頂きたいと願います。
笑える失敗もあると思うので楽しんでもらえたらうれしいです(笑)
さて、第一弾は《玄関と階段》についての後悔と反省を公開します。
着手承諾時のコンセプト
そもそもの話になってしまいますが、着手承諾の時点で階段の配置が希望とは違っています…
当初、家族やお客さんとあいさつできたほうが良いと考え《リビング階段》を、掃除道具などの収納の利便性で《階段下収納》を希望していて、希望を叶えるべく間取りを考えていました。しかし、そのほかの希望や制限があり取捨選択をした際に、リビング階段を諦めました…
ちなみに我が家は2階建てです。
玄関には多くのこだわりはなく、i-smart標準の《シューズボックス》を使おうとか、チビが玄関から飛び出しても危なくないようにとかその程度のことしか考えていませんでした。観音開きのドアはデザインや断熱性が違うので熟考しましたけどね(笑)
それで出来上がった間取りが↓こちら↓
失敗と後悔
階段下収納を諦めた…
階段は玄関左手に配置して階段下収納をあきらめてトイレを押し込んだ形で妥協しました。
それ以外、玄関はおおむね希望通りの形に収まってます。
思いもよらぬ問題が…
設計時は特に意識していなかったことなのですが、玄関と階段の間には扉はありません。
図面の通り、玄関を上がって左手の階段を上り、2階の各部屋の扉まで1つの空間でつながっています。
玄関から2階の廊下までが寒い…
そこで、失敗です。
こんな間取りにした結果、玄関の土間から2階の各部屋の扉まで、17マス分も外気が流れ込んでくる環境を作ってしまいました。17マスと言えば、8.5畳分です。
それで何が起こるかというと、せっかく床暖房で温め、高気密・高断熱、樹脂サッシで維持していた暖気があっという間に外気にさらされ、室温が下がり、1階から2階までの湿度も一気に下がってしまうのです。夏ならば冷気が逃げていくに違いありません。
全館床暖房とは言え、階段や土間には床暖房の配管はありません。
外気にさらされやすい17マス中、階段4マスに、土間3マスに床暖房の配管がない上に、階段には2階天井までの空間があり一番温まりにくい環境なのにもかかわらず玄関が開くたびに冷えてしまうんです…
これは大失敗ですよ…
気がついてしまってからは後悔というか、ショックでした…
確かに、一条以外の家よりは暖かいですけどね…何のためにi-smartにしたんだ…
お金をかけなきゃ防げなかったわけでもないし、何回も間取りから想像して日々の生活をシミュレーションしたのに…気づけたはずなのに…
「後悔、先に立たず…」
ネガティブな結果を列挙すると…
暖かくないし、
涼しくないし、
消費電力も増えてしまうし、
売電収入も減ってしまうし。
反省からの改善
外気から守るため「玄関室」にすべきでした。玄関の開放感はなくなるけれど効率的な冷暖房機能は守られると思うので。階段と玄関は「扉」で仕切られる間取りにすべきでした。
住んでみて効率的な売電収入のスキームに気づいたのに、我が家の玄関と階段のおかげで足を引っ張られてしまいます。
窓の不具合も重なって、2階はあまり暖かくない初冬を過ごしました。(窓の不具合について)
この問題については、玄関と階段の間に遮熱カーテンをすることで一応解決しました。この記事にコメントを頂いたことがきっかけです。ありがとうございますm(__)m
次の住まいへ
「次の住まいへ」これが一番大事!反省を活かしましょう!
「希望」を詰め込んだ間取りも正解だと思いますが、「希望と機能」を織り交ぜた間取りがより質の高い理想の住まいになるのだと思います。
間取りを決められることは注文住宅の醍醐味の一つですね。現実は“楽しい”よりも“辛い”ことが多いです。取捨選択の決断の連続です。
設計段階では設計士さんや営業さんの助言、アイディアを頂けますが、住むのは自分たちです。
辛くてももっともっと考えて叶えましょう。理想の住まいを。
つたない文章ですが日々更新を続けています。
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大人の快適カーライフ