サンバーです。
2016年暮れの引き渡しから約1か月の空き家状態を経て、1月末に引っ越し完了したので入居5か月が経ちました。
一条工務店と言えば、「高気密・高断熱」「全館床暖房」「24時間換気」「太陽光発電」が有名です。住宅展示場などで見聞きしたり、ネットで検索すればすぐにわかります。
一番の売りですからね!
あとは「一条ルール」なる制約があったり、単価の積み上げではなくて床面積(建築面積)で建築費が変わったりしますからこの点はネットで検索すると膨大な情報が入手できます。他のハウスメーカーと比べてネットで公開されている情報量は極端に多いのではないでしょうか。
おかげで知りたいことはすぐに知れて、知らなくても良いことも目にしたりします…
“性能”という結果にこだわった家づくりで建材へのこだわりより、機器と家そのものの性能をお互いに活かすための設計がなされていると思います。
我が家も、全館床暖房と24時間換気システムで窓を開けなくても快適に過ごせることが気に入ってi-Smartで建てることを決めました。
機械にばかり意識が集中しがちですが、海外で部品を作り輸入されてくるのも特徴で、“性能”を高める機械は多くても、基本は木造建築ですので大工さんや職人さんの仕事は多々あります。
そう!人の手が多分に加わるんです。
ですから、仕上げが雑だったり、丁寧だったり良くも悪くも差があります。
新築なのに・・・と思ってしまう部分があるのも事実で・・・
そこで、我が家で起こった建築後の修正点などを挙げていこうと思います。
やり直し箇所
・クロスの汚れ落とし
・クロス下地 釘の浮き修正
・窓交換(隙間風がひどい)
・コーキングやりなおし(キッチン、風呂、洗面、トイレ)
・手すり 割れ部分交換
・畳張り替え(隙間広く)
・LED証明交換(点滅するため)
こうやって挙げてみると「案外少ないな」と思ってしまうほど、監督さんや営業さんに伝える労力はかかっています。印象的にはあれもこれもダメダメですから。
我が家の場合、建築中から足しげく通ったほうだと思いますが、その都度気になったことを聞いたり言ったりできていたと思います。それはいつ行っても職人さんが皆さんWELCOM!な対応をしてくれたお陰です。だから、怒る気持ちは全然沸きません(笑)
建て終えて感じたのですが、引き渡しを受けた後に直してもらいたいという願いを叶えてもらうためにもリスペクトは大事だと思いました。設計の時に決めていなかった部分についても、要望を聞き入れ実現して下さいました。
2棟目を建てるときも監督さんや職人さんとは良い関係を築きたいと思います。
家の修正点については、数ある施工の一部がやり直しになるだけであって、大半の部分は褒められもせず、当たり前のようにしっかりと据え付けられています。
ただ一つだけ、窓交換だけはいただけないですね・・・“高気密”じゃないじゃん!!なんでも湾曲していたそうで・・・
アフターフォロー
引き渡し日は2時間くらいかけて設備の説明などを受けたり、施工の確認をしていきます。この時間の中で修正ポイントを見つけるのは至難の業でして、住んでみて気が付くことのほうが圧倒的に多いです。前述の「やり直し」はほとんど住み始めてから気が付いたものです。
設計段階では考えもしなかったことですが、アフターフォローをちゃんとしてくれるなという印象があります。多少時間がかかるのはご愛嬌。辛抱強く待ちましょう。
スマホ向けの一条アプリがあり、我が家の発電情報がリアルタイムで見られるだけでなく、不具合などを写メにとって本部に送信できるという便利機能が付いています。素人には説明できないことも、写メなら説明しやすいですよね!
5か月経過しましたが・・・
はじめの2,3か月は自宅にも関わらず展示場にいるような感覚抜けなかったのですが、ようやく自分のものになったかなと思えてきました。
まだ直っていない部分もあります。ゆっくりでもあります。でも不具合は一つずつ良くなっていっています。
そうそう、ブログの本題、2棟目で理想の住まいを建てるためにも、良くしてくれた職人さんや営業、設計さんには悪いけど、悪い部分をしっかり認識しないといけませんね。もちろん、良い部分も。