分譲地の広告等でこういう土地を見ることはありませんか?
オレンジ色の部分が間口狭小の土地ですね。下手くそな図形ですみません(-_-;)
間口狭小のデメリットは何と言っても間口の狭さ。両側がお隣さんに囲まれてしまうので広々感が薄く、玄関から道路まで遠いなどのデメリットがあります。
住宅を建築(または再建築)をするには建築基準法で間口は2m以上必要になるという法律があります。逆に言うと2mちょうどなら建築をしていい、つまり分譲地として土地をを売って良いことになるんですね。
建築基準法は得意ではないので細かい説明はできませんが、広告で間口の狭い土地が売られているとしたら、その土地は法律上問題のない土地だと理解すればよいですね(^_^;)
間口狭小の土地のメリット・デメリットについて簡単に考えていきます。
間口狭小の土地《デメリット》
車庫スペースの確保が難しい
隣家が近い(プライバシーの確保ができない)
日当たりが悪い
建築費が割高になる可能性がある
重機が入りにくいため工期が長くなる、建築方法が限定される場合がある
間口狭小の土地《メリット》
価格が安い
上記理由から人気がなく周りの土地と比べて割安です。
駅までの距離など立地は周囲の土地と変わらない
電柱やゴミステーションなどが敷地に隣接しにくい
プライバシーの確保できる(隣接住宅以外)
施工費の増加と価格の安さを比較
正直なところ、間口が狭い土地はデメリットが目立ちます。それを踏まえ価格の安さと比較して購入を検討すべきかと思います。車が必要ない、道路から家が見えないほうが良いことを希望している場合、むしろこれ以上ない立地条件と言えるかもしれません。
その土地が「建築条件なし」の場合、ハウスメーカーは自由に選べます。注意をしなければならないのは施工を断られてしまうことがあったり、ある商品の建築が出来なかったりすることがあります。これは隣接する道路が狭すぎる場合も同じ事が言え、いくら間口が広くても建築ができないことがあります。
建築ができたとしても重機が限定されたり、人手がいる場合、それを補うために工期が長くなることで、建築費が上がったり別途費用が発生することがあります。
ハウスメーカーが決まっている場合は「建築条件あり」となります。間口が狭くても建築条件ありの土地なら、建築を断られる心配はありません。
i-smartと間口狭小の土地
i-smartの建築にはクレーン車が必要です。壁を運び込むトラックも必要です。
営業さんから聞いた話ですが、道路や間口が狭く、建築地へ重機や運搬車がアクセスできない場合、建築ができないようです。組み立てられた壁をいくつも運ぶため人海戦術も無理だとのことです。
実際にi-smartの建築を断ったことはあるそうです。
まとめ
ハウスメーカーを決めて土地探しをしている場合、別途費用がどの程度かかるのか、隣接する土地と比べてどの程度お得なのかを相談しておけるので安心です。
しかし、地盤改良が必要になることもあるので予算には余裕を持っておくべきだと思います。資金や融資限度額ギリギリの状態で、安いからと間口の狭い土地を選ぶのはリスクがあると思います。
資金がギリギリの場合、土地の種類ではなく、駅から遠い場所などを候補に含め検討したほうが建てたい家が建ち、予算も外しにくくなると思われます。
追加費用の不安は思った以上に堪えますので、精神衛生上もこの方が良いと思います。
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